これは2010年4月に某カメラマンチームとともに仕事をかね、作品撮りの旅をした記録です。
アメリカの大自然グランドサークルを11日間かけて撮影をしてきました。
11日間でかなりの場所をまわりましたが、それでもアメリカの大地のほんのひとかけらですが。。。
そこには大きな空、大きな山、はてしなくつづく道と、感覚が研ぎすまされるような大自然がつづいていました。

第二弾はセントジョージ、ザイオン、ブライスキャニオン、トーレイ、キャピタルリーフです!
2日目。
朝一でセントジョージを出発し、ザイオンへ!
いよいよアメリカの大地に踏み込むのだ。
アメリカには国立公園という名の名所が多々ある。それは公園というくくりだとおかしくなるくらい広い!!
どこからどこまでが公園なのかわからない。
入り口にはゲートがあるがどこで出たのかわからないくらい。。。

National Parksはアメリカ合衆国が1872年に世界で初めて成立させた国立公園制度です。
のち自然や史跡、野生動物の保存を目的とし1916年に国立公園実施法が制定され、内務省に国立公園局が設置されました。
日本人の公園の感覚ではないですね。世界遺産も多々ありますし。
さてそれではザイオン国立公園へはいります!
アメリカの国立公園にはいるには入場料がかかります。一カ所づつ払ってもいいし、年間パスポートみたいので
いつでも、どこでも入れる方法をとってもいい。もちろん今回は年間パス!!
ゲートで80ドルを払いはいりました!一見高いようにも思えますが、一年間使えるのと、車一台につき一枚でいい!!
なので乗車人数で割ればかなり格安!さあはいりましょう!


ザイオンは森林とサンドストーン、そして水のイメージでした。
しかしこの季節は水がほとんど干上がってしまっていて、その水のイメージがあまり感じられなく
とても残念でした。。が、それ以上に赤紫色の岩やそれにも負けないくらいの青緑色の木々。
そして一枚岩からできた波模様の彫刻!!どれをとっても感動の一言でした!



そしてザイオンを走り抜けブライスキャニオンへ。
先ほどまで半袖でも大丈夫だった陽気も、ブライスキャニオンにはまだ雪が残っていました。。。
かなり高度をあげたみたいです。アメリカの田舎道路はだだっ広く信号もほとんどないので
かなりの距離をあっという間に進んでしまう。さっき初夏だった陽気がいつのまにか冬の終わりみたいな。。
なにかの本に書いてあった、「うすい洋服を重ね着できるように!」って。その通りのグランドサークルの旅でした(笑)
そしてそこにはとてつもない異様な風景が広がっていました。


なんともいえないこの感じ。。。まわりは雪に覆われ果てしなく続く地平線。

少し前にでるとそこは谷底。。。
ここにはこの谷底を歩ける有名なトレイルコースもあるが今回は車でいけるところまで。
いつかまた来れるときがあればこの、ピンククリフの断崖絶壁の間を歩いてみたいです。


数々のビューポイントを後に明日の予定であるキャピタルリーフ方面へ車を走らせる。
ブライスキャニオンを出たのが夕方だったのですぐにあたりは暗くなっていった。
ガンガン走っていき、あたりは電灯一つない山の中、すれ違う車も数十分に一台という状況。
寝床のありそうなトーレイという町をめざしひたすら走る。
山の切れ間にだだっ広い地平線がみえてきた!あたりは真っ暗で地平線がうっすらと見える。
そこに車を一時停車!エンジンをきり一同車から降りる。
のびをしながら気持ちいいの一言。さらにそのだだっ広い道路のわきに皆で寝そべり2分間目をつぶる。
一言もしゃべらず、一度も目を開けず。。。あたりは自然の音しか聞こえない!!本当に静かなのだ!
そして2分後、一斉に目を開ける!!!寝そべった目の方向はもちろん空!
『うおおー』空一面に広がる星空!!!さっきまではそこまで感じていなかったが星の数が半端ではない!!
その景色に5分か10分かわからないが、しばらく寝そべっていた。途中衛生を発見したり、流れ星を見つけたりしながら。
衛生なんて普通みれないが、そこでははっきりと見えた!小さい光がかなりのスピードで動いているのだ。
こんな経験は東京ではまずできないだろう。。。
その後さらに車を走らせトーレイという町へ。。。ついたのか。。。町らしきものはあるが光がほとんどついていない。
もちろんレストランらしきものもみあたらず。。。宿はあるのか。。。そんな不安のなか車でぐるぐると。。
するともう町からぬけまた山道。。。おおっまさか町はこれで終わり。。飯もなければ宿もない(もう閉まってる)
東京の感覚でいってしまっては飢え死にしてしまうのが、ここアメリカか。。
仕方ないのでキャピタルリーフのすぐ近くまでいてみることに!一人で旅をしていたら泣きがはいっているところだろう。
12時を回ろうとしているところ奇跡的にベストウエスタンというチェーン的な宿が見つかった!
フロントにいくも誰もいなく、ドアは閉まっている。。。だめか。。
と、そのとき宿のおばあさんが出てきてくれた。ご飯類はなにもなく自販機でお菓子を大量に購入!!

(カメラマンさんのアシスタントの荒木君)
部屋は広めできれいな宿に、大人の男達が大量なお菓子をたいらげることになった。。。
就寝。
次は3日目。キャピタルリーフからはじまります!